ハレの日に
皆で安心して食べられる
メロンを

結婚式、誕生日、入学、卒業といったお祝いの日に食べることが多いメロン。そのメロンをなかなか食べられない人がいます。腎臓疾患の患者さんです。
果物の中でもカリウム含有量が100g当たり約340㎎と⾼く、腎臓の機能が低下している方にとっては、カリウムの血中濃度を調節することがうまくできず、避けなければなりません。

ハレの日に、皆で同じものを食べて団らんを楽しみたい‧‧‧。
そんな想いを叶えるカリウム含有量が半分（約170㎎/100g）以下のドクターメロン^®が生まれました。

約3年かけて栽培システムを
確立

野菜や果物の生育に欠かせないカリウムを減らす栽培方法について、センサーで測定しながら膨大なデータを約2年半かけて収集し、試⾏錯誤しながら栽培を行いました。カリウムをゼロにすることも可能ですが、糖度は低くなってしまうため、その相関を追及しました。静岡大学とも協⼒し、少量培地による低カリウムメロンの栽培を実現しました。
ドクターメロン^®の糖度は14度と、通常のマスクメロンと変わらない美味しいメロンをつくることができました。